着物のしくみについて説明していきます。
これから着物をテキスタイルとして扱っていくために、その仕組みを知っておきましょう!
まず、着物は「和裁」という方法で作られています。
手縫いで縫われていて、縫い方も独特です。
着物の構造を知っておくと、全体像がつかめます。
洋服より単純な平面構造になってます。
- 左右対称です
- 布幅は38cmの細長い生地です
- 手縫いで出来てます
- おおまかに、「見頃(みごろ)、袖(そで)、衽(おくみ)、衿(えり)」の4構造です。
構造がわかったところで、
着物を解いて、一枚の布にもどしていきます。
解くときは、
縫い上げの順序をさかのぼるようにして解きます。
着物を解くコツはこちら
解く順序
①衿を解いてきます。
表衿→共衿→裏衿の順に外します。
②袖
見八ツ口と袖口から袖裏を外します。
袖裏が外れたら、袖つけを外します。
この時、袖付け根や、袖口はとてもしっかり止まっています。ほぐすように丁寧に解きましょう。
③裏地
衽(衿下)と裾を外すと表生地と裏生地を離すことができます。
④見頃
後ろ中心→脇→内揚げ→衽の順に外します。
これで、着物は布に戻りました。
次は解いた着物を洗っていきます☆
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